日之出整骨院(ひのでせいこついん)|スポーツ外傷・障害専門|福井市日之出3丁目にある整骨院

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スポ-ツ選手の貧血についてPART2⃣

日之出整骨院栄養アドバイザ- 福井工業大学スポ-ツ学科准教授 

公認スポ-ツ栄養士 碇 麻菜(いかりあさな)先生よりの提供資料

スポーツ選手の貧血

貧血は血液中の赤血球、赤血球の中にあるヘモグロビンの量が減ってしまうことで起こります。ヘモグロビンは酸素を全身に運搬する役割があるため、ヘモグロビンが減ってしまうと全身へ送る酸素も少なくなってしまいます。スポーツ選手の場合は、身体が疲れやすく回復が遅くなり、パフォーマンスの低下が起こります。スポーツ選手の貧血の原因の中に、鉄分の摂取不足やエネルギー不足があります。

 

必要な鉄分を摂取できなかった場合

栄養素の中でも、特に「鉄分」はヘモグロビンの材料になります。そのため、十分に摂取しましょう。食品に含まれる鉄分には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。ヘム鉄は主に動物性食品に含まれている鉄分で、レバー、ヒレ肉等の赤身肉、カツオ、マグロなどといった赤身魚、さらには貝類に多く含まれています。これらの食品の吸収率は約20%です。一方で、「非ヘム鉄」は主に植物性食品で、ほうれん草や小松菜などの葉物野菜、ひじき、大豆製品に多くに含まれています。吸収率は数%しかなく、ヘム鉄と比べるとずいぶん低いです。このように非ヘム鉄の吸収率は低いですが、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が高まります。非ヘム鉄を食べる際は工夫して、吸収率をUPさせてみましょう。

 

エネルギー不足の場合

鉄分の多い食材をしっかり食べているのに 貧血症状が出てきたり、運動量が多くなった時に貧血になることもあります。これは、エネルギー不足が関連しているかもしれません。エネルギー不足は、運動量に見合った食事を摂取できていないということです。もし、「体重が減った」、「成長期なのに体重が増えない」などの場合は、特にエネルギーが足りていないかもしれません。エネルギーとなる栄養素は、炭水化物、脂質、たんぱく質です。そもそも酸素を全身に運ぶにもエネルギーが必要です。そのため、エネルギーが不足している場合、身体はエネルギーを使わせないように、酸素の運搬を少なめにするよう節約してしまい、貧血の状態となってしまうのです。そのため、貧血を予防するためには、運動量に見合った食事をしっかり食べることが重要です。主食、主菜、副菜、果物、そして乳製品をそろえた、バランスのとれた食事を意識しましょう。